2泊3日でめぐる
南東北ゴールデンルート
おとなの御朱印×開運2泊3日女子旅行
各地の由緒ある神社仏閣にお参りをして、ありがたい御朱印をコレクションするドライブに出かけよう。オリジナルデザインのご朱印帳も、ぜひゲットしたい。秘湯の宿にも滞在して、日頃の疲れを落としてパワーチャージ。験担ぎの食材を使ったご当地グルメを味わえば、身も心も幸福に満たされるはず。
1日目
#仙台
歴史と建築美が魅了する名社を詣で、仙台の食文化を鍋物で堪能
開運スポット巡りのスタートは、仙台市の「榴岡天満宮」。桜の名所で知られる榴岡公園に隣接し、学問の神様・菅原道真公を祀る神社として、受験シーズンには合格祈願の参拝者で大いににぎわう。重厚な存在感を放つ唐門の前には、道真公とゆかりの深い“撫で牛”があり、頭や腰などをなでれば、その箇所にご利益があるそう。お目当ての御朱印帳も天神様がこよなく愛した梅の花をあしらった2種類があり、どちらを選ぼうか悩みそう。
続いて、車を10分ほど走らせて「仙台東照宮」へ。石鳥居の先にある豪壮な建築群に圧倒される名社だ。随身門や唐門透塀などは国指定重要文化財、手水舎は県指定有形文化財に指定されており、境内を一巡りするだけでも楽しい。最も奥にある本殿は鷹や天女、龍などの彫刻が彫られ、当時の最先端技術である七宝金具を使用した装飾が実に見事。こちらのご朱印帳は、葵の御門がインパクト大。将軍家ゆかりの名社にあやかり、出世祈願もしておきたい。
1日目の締めは仙台で夕食。春の七草の一つで、その音の響きから“競り勝つ”に通じて勝負事の験担ぎで食されてきた「せり」をいただこう。薬味や彩り添えとしてのイメージが強いが、立町の名店「侘び助」で提供している「仙台せり鍋」は、一味も二味も違う。鍋には鰹節ベースのだし汁、具材はセリと合鴨のみ。毎日、朝採れを仕入れているセリは臭みが皆無で、爽やかな香味と心地よい歯ざわりが絶品だ。そして何より、白くて太い根。女将の山田美緒子さんは、この部位こそが豊かな滋養に満ち、おいしさの要であることを熱心に教えてくれた。
榴岡天満宮
歴史と建築美が魅了する名社を詣で、仙台の食文化を鍋物で堪能
その由緒は平安時代に遡り、寛文7年(1667)に仙台藩三代藩主伊達綱宗公によって現在の場所に遷座。“杜の都の天神さま”として、地元の人々から篤い崇敬を集めている。
榴岡天満宮
- 住所
- 宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
- 電話番号
- 022-256-3878
- 営業時間
- 参拝6:00~16:20(授与所対応は9:00~16:20)
- アクセス
- 仙台東部道路仙台東ICより車で約15分
- 駐車場
- あり
車で
仙台東照宮
藩政時代に培われた建築技術の粋がここに
二代藩主・伊達忠宗公によって承応3年(1654)に創建。仙台東照宮の正面に広がる宮町の地名は、この神社が由来となっている。毎月第4日曜に「仙台古民具骨董青空市」が開かれ、古民具やレトロな雑貨がズラリと揃う。
仙台東照宮
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区東照宮1-6-1
- 電話番号
- 022-234-3247
- 営業時間
- 参拝自由、授与所9:00~16:30
- アクセス
- 東北自動車道仙台・宮城ICより車で約20分
- 駐車場
- あり
車で
居酒屋 侘び助
食べた人を元気にするセリの白い根っこ
女将が秋田でセリの根入り鍋に感銘を受けたのをきっかけに、名取市のセリ農家と信頼関係を結びながら長い年月をかけて誕生させた看板メニューの「仙台せり鍋」。9月1日〜翌年4月いっぱいまで味わうことができる。
居酒屋 侘び助
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区立町6-16
- 電話番号
- 022-217-8455
- 営業時間
- 17:00~21:30LO (土曜は21:00 LO)、日曜休(日・月曜が連休の場合は月曜)
- アクセス
- 東北自動車道仙台・宮城ICより車で約7分
- 駐車場
- お近くの有料駐車場をご利用ください。
仙台市内ホテル チェックイン
2日目
#福島
日本一の大わらじと対面して、福を呼ぶ餃子と効能豊かな温泉で大満足
2日目は、福島市のシンボルである信夫山を目指して出発。羽黒・月山・湯殿の三神社が祀られており、その他、さまざまな社寺や史跡、伝説ゆかりの場所などパワースポットが集中している。その中の一つ「羽黒神社」は、2月の第3土曜に行われる「信夫三山暁まいり」で有名。赤い社殿のすぐそばには、高さ12mもの大わらじが堂々と掲げられている。祭り当日にお参りすれば、社務所で書き置きの参拝記念の御朱印を受けることができる。
運気を高める餃子があると聞き、荒井地区の社会貢献施設「だいこん村」へ。土湯温泉の老舗が2022年にこの場所へ移転し、「招福萬来 みらい」としてオープン。この店の看板メニュー「開運満月餃子」は、まさに円満な福をイメージさせる見た目で、美しい焦げ目が否応なく食欲をそそる。餃子の餡は、キャベツのシャキシャキとした歯ざわりを楽しめる刻み具合で、野菜本来のやさしい甘みを感じさせる。一皿食べ切った後は、きっと福々しい笑顔になっているはず。
土湯温泉郷から荒川沿いに奥深く、標高480mの一軒宿「奥つちゆ 秘湯 川上温泉」で、豊かな自然と温泉に癒やされる一夜を。湯量豊富な源泉により、深さ1.2mもの「立湯」や冒険気分が味わえる「岩窟風呂」といった、この宿ならではのダイナミックな温泉体験が好評。しっとり落ち着いた和風の客室も、健やかな安眠に誘ってくれる。
仙台市内ホテル チェックアウト
車で
羽黒神社
日本一を誇る巨大な大わらじに圧倒
古くは羽黒大権現と呼ばれ、信夫、伊達一帯の総鎮守として信仰を集めてきた古社。眺望見事な高台に位置し、「暁まいり」には長さ12mの大わらじが奉納され、五穀豊穣、健脚、家内安全を祈願する。
羽黒神社
- 住所
- 福島県福島市御山谷8
- 営業時間
- 参拝自由
- アクセス
- 東北自動車道福島飯坂ICより車で約15分
- 駐車場
- あり
車で
招福萬来 みらく
毎日食べても飽きない手づくり餃子
初代が土湯温泉の聖徳太子堂近くで開業し、霊験あらたかな環境にあったことから常連客の一人が「開運満月餃子」と名付けたそう。現店舗では、アスリートにおすすめの「筋肉水ぎょうざ」や、大女将お手製の惣菜も味わえる「ぎょうざ定食」も好評。
招福萬来 みらく
- 住所
- 福島県福島市荒井上庭前1-6
- 電話番号
- 050-5266-1206
- 営業時間
- 11:30~14:00・18:00〜20:00(餃子が無くなり次第終了)、月・火曜休
- アクセス
- 東北自動車道福島西ICより車で約5分
- 駐車場
- あり
車で
奥つちゆ 秘湯 川上温泉
静けさといで湯がもたらす別世界の心地
川上温泉の始祖が、直江兼続の命令により土湯へ臨済宗妙心寺派代115世九山禅師を招いて開村したのが始まりで、現在16代目が継承。「日本秘湯を守る会」会員の秘湯宿ながら、通年営業で宿泊客を出迎えている。
奥つちゆ 秘湯 川上温泉
- 住所
- 福島市土湯温泉町字川上7
- 電話番号
- 024-595-2136
- 営業時間
- チェックイン15:00~17:00・チェックアウト10:00
- アクセス
- 東北自動車道福島西ICより車で約20分
- 駐車場
- あり
3日目
#山形
蕎麦の香りでスッキリ気分一新、山形の歴史を物語る古社を訪問
秘境の温泉宿でパワー充填したら、さらに足を延ばして山形市へ。田園風景の向こうに美しい山並みが続く街道のドライブ途中、気になる店名を見つけたので立ち寄ってみた。春の山がにぎわう様子を表現する季語から名付けたという「山笑う」では、創作蕎麦やおにぎり、月替わり料理などが味わえる。ちなみに、蕎麦は切れやすいことから、厄災・苦労を断ち切る象徴。山盛りがうれしい「山形牛すきごぼうそば」は、やや太めの蕎麦の上に特選山形牛とゴボウを甘辛く炊いてトッピング。3種類の違った歯ざわりが何とも言えないおいしさ。
山形市十日町エリアを散策するなら、「歌懸稻荷(うたかけいなり)神社」にぜひお参りしたい。この神社の近くに、歌を詠まないと渡れない橋があったことから、城主や城下の人々が歌を書いて奉納したというのが由緒だそう。また、毎年7月第2金曜に開催される、子どもたちの願いや思いを描いたちょうちんを飾る「願いちょうちんやっしょまかしょ」の会場にもなっており、夕暮れになって明かりが灯された提灯がズラリと並ぶ光景は幻想的だ。
最後に訪れたのは、山形市役所に隣接する「里之宮 湯殿山神社」。明治9年(1876)に県庁舎の守護神として創建され、今も地元の人々が篤い信仰を寄せている。境内を歩くと、石を持ち上げた時に感じる重さで祈願成就を試す「おもかる石」を発見。左には湯殿山神社の化身である牛の石があり安産祈願や家内安全などを祈願し、右のかぶの石は商売繁盛や金運などを願う。軽ければ願いは叶い、重ければさらなる努力が必要とされ、石の台座に向かう参拝者はみな期待に満ちた表情で運命を占っている。
奥つちゆ 秘湯 川上温泉 チェックアウト
車で
山笑う
故郷の山並みを眺めながら創作蕎麦に舌鼓
地産地消、国産の食材にこだわった創作蕎麦を楽しめるカフェスタイルのお店。ペペロンチーノ風の蕎麦パスタや蕎麦ガレットなど、バラエティーに富んだラインナップで楽しめる。おむすびなどはテイクアウトも可能。
山笑う
- 住所
- 山形県山形市吉野宿90−1
- 電話番号
- 023-673-0220(11:00~15:00)
- 営業時間
- 参拝自由11:00~14:00LO、不定休(Instagramで告知)
- アクセス
- 山形中央自動車道山形中央ICより車で約5分
- 駐車場
- あり
車で
歌懸稻荷神社
短歌や俳句にまつわる風雅な由来の神社
南北朝時代の山形城主・斯波兼頼公が山形城の守り神として城内に建立したのが、その始めと伝えられている。例年7月上旬~8月末の期間に頒布される、花火や提灯が描かれた彩り鮮やかな夏詣限定御朱印が特に人気。
歌懸稻荷神社
- 住所
- 山形県山形市十日町1丁目1-26
- 電話番号
- 023-622-1858
- 営業時間
- 開門6:00~18:00 (祈祷受付は9:00~17:00)
- アクセス
- 山形自動車道山形蔵王ICより車で約15分
- 駐車場
- あり
車で
里之宮 湯殿山神社
長きに渡って山形の人々を見守る守護の社
山形県庁舎の守護神として創建。諸願成就・安産の神として崇敬を集める。境内社の市神神社は商売繁盛の神・ゑびす様を祀り、毎年1月10日に初市が行われる。兼務社・六日町熊野神社は旧山形城(現在の霞城公園)から見て鬼門に位置し、鬼門鎮護の社となっている。
里之宮 湯殿山神社
- 住所
- 山形県山形市旅篭町3-4-6
- 電話番号
- 023-633-1810
- 営業時間
- 参拝自由 (祈祷受付は9:00~16:00)
- アクセス
- 山形自動車道山形蔵王ICより車で約7分
- 駐車場
- あり
