福島駅から日帰り可能な温泉で湯ったり

福島市内には飯坂温泉、高湯温泉、土湯温泉の3つの温泉地(ふくしま三名湯)があり、
異なる泉質を楽しむことができる。そんな3つの温泉から、
豊かな自然と多様な泉質をお手軽に楽しめるおすすめ日帰り温泉をご紹介。

コラム

福島市内のおすすめ日帰り温泉5選

最大12時間、充実の館内時間 花ももの湯

  • 10時のオープンから入館すれば、閉館の22時まで最大12時間ゆったり滞在できる。温泉と食事がセットになった「ランチバイキングセット」が日帰りプランの一押しだ。内湯は「あつ湯」「ぬる湯」「ほどよい湯」と温度別に分かれており、露天風呂も男女それぞれ各3種類と好みに応じて選ぶことができる。

  • ※この写真はイメージです

    館内には無料の休憩所も設置されており、お風呂上がりに売店内で購入した地酒やおつまみをまったりといただくことができる。レストラン「ライブキッチン花もも」では本格石窯で焼いたピッツァやシェフがその場で調理して提供する料理など、こだわりのメニューが約30種類味わえる。

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    また、入館料金にはタオル・バスタオル・4種類から選べる浴衣も含まれており、手ぶらで身軽な旅ができるというのも大きな魅力だ。子ども向けのサービスも充実しており、家族連れでも安心な温泉旅をお約束。

住所 福島市飯坂町西滝ノ町27
アクセス 東北道福島飯坂ICより車で約8分
駐車場 あり
TEL 024-542-0087
営業時間 10:00〜22:00(21:00最終入館)
定休日 不定休(年5回程度メンテナンス休館あり)
料金 大人1600円(年末年始・GW・お盆期間は料金変更あり)
公式HP https://www.hotel-juraku.co.jp/hanamomonoyu/

飯坂温泉のシンボル的存在、地元の人とシェアする公衆浴場 鯖湖湯

  • 松尾芭蕉も湯に浸かったと伝えられる、日本最古の木造建築共同浴場。趣のある浴場で、飯坂温泉の特徴でもあるしびれるような源泉の熱さを味わうことができる。

  • 常連さんいわく、風呂桶で直接汲み取ったお湯を何度も体にかけ、お湯の温度と体温を近づけるのが鯖湖湯を楽しむコツだそう。かけ湯で体が十分温まったら、40度後半のお風呂に肩までどっぷり浸かる。手足がピリピリとしてきたらすぐに上がり、少し時間を置いてまた湯に浸かる……というルーティンを繰り返すうちに不思議と体が慣れてきて、温泉に浸かっていられる時間が伸びていく。「熱かったらうめても(水を入れて湯の温度を調整しても)いいんだよ」と声かけしてくれる地元の方のやさしさもうれしい。

  • 実は飯坂温泉には「飯坂公衆浴場 熱さ番付」という湯口の湯温の熱さで番付表が作られている。40度後半の鯖湖湯でも小結で、東の横綱の「仙気の湯」は50度後半の出口温度を誇っている。西の横綱の「大門の湯」はなんと約70度!飯坂温泉の熱さがよくわかる番付表だ。

  • 鯖湖湯周辺には食べ歩きグルメ、歴史的建築物、カフェなど見所も数多くあり、風呂上がりのホカホカの体で飯坂の町を散策するのもおすすめだ。

住所 福島市飯坂町湯沢32
アクセス 東北道福島飯坂ICより車で約10分
駐車場 旧飯坂支所駐車場、波来湯・堀切邸駐車場をご利用ください
TEL 024-542-5223
営業時間 6:00〜22:00(21:40最終入館〈2025年2月から6:00〜21:00〉)
定休日 月曜(祝日の場合は営業)
料金 大人200円(2025年2月から大人400円)
公式HP https://iizaka-onsen.fckk.co.jp/onnsen-guide/sabakoyu/

白い温泉が恋しくなる。ここでしか味わえない温泉体験 花月ハイランドホテル

  • かつて「信夫高湯」と呼ばれ「奥州三高湯」の一つと謳われた名湯・高湯温泉は、その名のとおり標高750mという高原にある。福島の街を一望できるロビーからの眺めはまさに絶景。天気によっては一面の雲海を望める日もあり、ホテル全体が幻想的な雰囲気に包まれる。

  • 浴室内すべての湯が源泉かけ流しであり、硫黄を含んだ乳白色の温泉が自然流下で引湯されている。絹のようなにごり湯が光を浴びて色を変える様子は温泉時間を特別に彩ってくれる。

  • ホテルから少し足を延ばして磐梯吾妻スカイライン(冬季は閉鎖)をさらに行けば浄土平へ辿り着くなど、圧巻のロケーションを含めてスペシャルな経験ができること間違いない。

住所 福島市町庭坂神の森1-20
アクセス 東北道福島西ICより車で約25分
駐車場 あり
TEL 024-591-1115
営業時間 11:00〜21:00
定休日 不定休
料金 900円(特別営業日は1000円)
公式HP http://www.kagetsu.net/

やさしい温泉とおしゃれなカフェとともに 自噴泉の宿 ニュー扇屋

  • 名湯・土湯温泉の単純温泉に加え、敷地内の源泉から汲み上げた炭酸水素塩泉の混合泉。メタケイ素が豊富に含まれた炭酸水素塩泉は、「美肌の湯」と呼ばれるだけあり、低刺激でやさしい湯ざわり。子どもからご年配の方まで、どんな人の肌にも馴染む温泉だ。その日によってご案内される大浴場が異なるので、日帰り温泉利用前には事前に電話で要確認。

  • やわらかい湯で体の芯からじっくり温まったら、本館に隣接する「カフェ 源泉湯庵 森山」でランチ&カフェタイム。こだわりの卵で作られた湯庵プリン(ふくしまスイーツ・プレミアム認証品)やプリンパフェなどの絶品スイーツや、福島の人気カレー店「笑夢」のメニューが温泉卵付きでいただける。カフェには大切な家族の一員である犬も入店可能というのもうれしいポイント。

住所 福島市土湯下ノ町18
アクセス 東北道福島西ICより車で約15分
駐車場 あり
TEL 024-595-2014
営業時間 14:00〜17:30(17:00最終受付、事前に要電話確認)
定休日 不定休
料金 800円
公式HP https://newougiya.com/

貸し切り風呂のある公衆浴場で土湯温泉を満喫 公衆浴場 中之湯

  • 公衆浴場としては珍しく4つ貸し切り風呂があり、当日利用申し込みができる。小さな子どもがいるファミリーや車椅子の方でも、それぞれのペースに合わせた入浴方法を選択可能だ。貸し切り風呂・露天風呂を含めた大浴場には泉質が異なる内湯が2つ。豊富な温泉の中でもおすすめは、自噴源泉をたっぷり味わえる炭酸水素塩泉の「熱い湯」。

  • また、土湯温泉は近年「発酵の町」としても有名で、米麹を使ったどぶろくや“発酵ごぜん”を合わせていただくことにより、体の外と内を同時にデトックス。3種類のどぶろくと甘酒を提供する「おららの酒BAR・醇醸蔵」や、地熱発電を利用し養殖したエビ釣り体験ができる「おららのコミセ」、自分だけのオリジナル土湯こけしを制作できる「湯愛舞台」など、近隣には土湯温泉ならではの楽しみ方が満載だ。神話の時代からの伝説が残る由緒ある土湯温泉で、滝の音や荒川のせせらぎに包まれながら身も心もリラックスできる。

  • 充実の日帰り温泉旅。福島から帰る頃には、すでに個性豊かな温泉が恋しくなってしまうことだろう。

住所 福島市土湯温泉町下ノ町5
アクセス 東北道福島西ICより車で約20分
駐車場 あり
TEL 024-563-3991
営業時間 9:00〜21:00(大浴場は~20:30・貸切風呂は~19:30受付終了)
定休日 火曜(祝日の場合は翌平日)
料金 大人500円(貸し切り風呂は別途一組1500円)
公式HP https://www.tcy.jp/nakanoyu/
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