南東北(仙台・山形・福島)の心に残る絶景6選!

桜が咲き、木の葉が色づき、白銀の世界が煌めく――。
訪れるたびに新しい感動と出会えるのが、南東北の旅の魅力だ。
四季の移ろいを肌で感じながら、その時、その季節にしか出合えない、とっておきの絶景を訪ねる旅に出かけよう。

四季を感じ、時間を忘れてうっとりしたい

見事な桜並木に心惹かれる 仙台榴岡公園

  • かつて第4代仙台藩主・伊達綱村が、京都から取り寄せたシダレザクラなど1000本余りを、この地に植えたのが始まりとされている「仙台榴岡公園」。時を経た現在では、花の名所として知られるまでになり、「日本の都市公園100選」にも数えられている。
    毎年春になるとソメイヨシノやヤエザクラ、ヒガンザクラなど、さまざまな桜が花開き、柔らかな桜色に包まれた園内には、多くの花見客でにぎわう。
    また季節ごとにウメやツバキ、フジの花なども園内を彩り、訪れるたびに異なる表情を見せてくれるのも、この公園ならではの魅力だ。桜の見頃は例年、3月下旬~4月中旬。
    満開の桜並木の下をゆっくりと歩き、春の訪れを心ゆくまで堪能したい。

住所 宮城県仙台市宮城野区五輪1
アクセス 東北自動車道仙台宮城ICより車で約15分
駐車場 あり(花見期間中は閉鎖)
TEL 022-291-2111(宮城野区公園課)花見期間中は022-299-2361(榴岡公園お花見協賛会)

静けさの中、奥深い余韻を味わえる 松島四大観

  • 松島湾に浮かぶ260余の島々

    「松島四大観」は、湾を囲む四つの高台から、それぞれ異なる趣の景色を楽しめる名勝だ。各ポイントへは、山道や石段をたどって向かうため、動きやすい服装がおすすめ。
    大自然が織りなす景色を楽しみながら歩を進め、まずは「偉観 多聞山」へ。中腹に佇む毘沙門堂から、穏やかな海に浮かぶ島々と、行き交う船の様子を望むことができる。

  • 「麗観 富山」の東屋からは、松島を一望できる。松尾芭蕉の弟子・曾良が『曾良旅日記』に記したとされる見事な眺望は、今も変わらぬ美しさをたたえており、時が経つのを忘れて見入ってしまう。

  • 松島の島々を箱庭のように見渡せる「壮観 大高森」。
    山頂の展望台からは、松島湾に浮かぶ島々や野蒜海岸、遠くには牡鹿半島や蔵王連峰まで一望できる。
    松島湾にゆっくりと沈む夕日は、息を呑むほどの美しさだ。

  • 松島湾の入江の形が、扇を広げたかのように見える「幽観 扇谷」。
    同じ松島でありながら、場所ごとに趣を変える4つの眺めが、日本の美の奥深さを感じさせてくれるだろう。

アクセス 偉観(いかん)多聞山:宮城県宮城郡七ヶ浜町代ヶ崎浜八ヶ森、仙台東部道路仙台港北ICから車で約25分の登り口から徒歩約10分、駐車場あり。

麗観(れいかん)富山:宮城県宮城郡松島町手樽三浦、三陸自動車道松島北ICから車で約11分の登り口から徒歩約16分、駐車場あり。

壮観 大高森:宮城県東松島市宮戸大高森、三陸自動車道鳴瀬奥松島ICから車で約14分の登り口から徒歩約20分、駐車場あり。

幽観(ゆうかん)扇谷:宮城県宮城郡松島町松島桜岡入、三陸自動車道松島海岸ICから車で約10分の登り口から徒歩約3分、駐車場あり。
駐車場 あり

蔵王の豊かな自然が息づく 山形市野草園

  • 標高550m、西蔵王高原に位置する「山形市野草園」。
    約26haの広大な園内には、蔵王山系に自生する貴重な野草や樹木を中心に、約1200種もの植物が生育されている。
    春には、ミズバショウの群生やオオヤマザクラなど、さまざまな花が咲き、秋には広葉樹が色づき、園全体が艶やかな様子に包まれる。9月下旬には、1000km以上の距離を旅する渡りチョウ・アサギマダラが、フジバカマの群生に飛来する姿も。
    草花や小さな生き物たちの気配を感じながら、大自然と向き合う、心穏やかなひと時を過ごせるはずだ。

  • 渡りチョウのアサギマダラは、海を越えて1000km以上もの距離を移動する

住所 山形県山形市神尾832-3
アクセス 東北中央自動車道山形上山ICより車で約35分
駐車場 あり
TEL 023-634-4120
営業時間 4~11月の9:00~16:00最終入園
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)休(4月第3月曜から6月第2月曜までは無休)
料金 大人300円(年間パスポート1500円・団体〈20人以上〉240円)・高校生以下無料
公式HP https://www.yasouen.jp/
Instagram https://www.instagram.com/yamagatashi.yasouen/

鮮やかに煌めく、幻想的な樹氷 蔵王樹氷ライトアップ

  • 厳冬の蔵王でしか出合えない、自然が生み出す造形美「樹氷」。
    平均気温マイナス10度からマイナス15度という厳しい環境の中で、アオモリトドマツが雪と氷に覆われることで、その幻想的な姿が現れる。高さは5〜10mにもおよび、その迫力は、まさに“雪と氷の芸術”と呼ぶにふさわしい。
    夜になると、色とりどりのライトに照らされた樹氷が煌めき、その美しさに思わず息を呑むはず。
    凛と張りつめた空気の中でこそ味わえる、冬ならではの特別な絶景。
    レストラン山頂で温かな軽食を楽しみながら、じっくりと鑑賞するのもおすすめだ。

住所 山形県山形市蔵王温泉229-3(蔵王山麓駅)
アクセス 東北中央道山形上山ICより車で約20分もしくは山形道山形蔵王ICより車で約30分
駐車場 駐車場あり(期間中の土・日曜・祝日のライトアップの時間は無料)
TEL 023-694-9518
営業時間 ライトアップは2025年12月27日~2026年2月22日の内の36日間
詳しい日時はホームページhttps://zaoropeway.co.jp/winter/juhyo.phpをご確認ください。
ロープウエイは17:15~21:00(登りは~19:50まで)
料金 4400円 子ども2200円 未就学児無料
公式HP https://zaoropeway.co.jp/winter/index.php
Facebook https://www.facebook.com/zaoropeway/
Instagram https://www.instagram.com/zao_ropeway/

絵画のような美しさに出会える、福島の桃源郷 花見山公園

  • 花き農家・阿部伊勢次郎・一郎親子が福島市郊外の土地を開墾し、「咲き誇る花々を、多くの人に楽しんでもらいたい」という想いから、1959(昭和34)に一般開放された「花見山公園」。
    見頃は、なんといっても春。十数種類の桜をはじめ、レンギョウ、ウメ、モクレン、ハナモモなどが次々と花開き、山全体が淡い色に染め上げられる。
    所要時間30~60分ほどの見学コースをゆっくりと歩きながら、ふと足を止めては、心惹かれる風景と出会うひと時を楽しみたい。

住所 福島県福島市渡利
アクセス 東北自動車道福島西ICより車で約25分
駐車場 あり
TEL 024-531-6428(福島市観光案内所)

初夏の彩りが美しい 土合舘(どあいだて)公園

  • 伊達政宗の時代、山城として重要な役割を担っていた「土合舘」。
    その跡地を活かして整備された公園は、今では「あじさい公園」とも呼ばれ、初夏になると約5000株ものアジサイが園内を彩る。
    見頃は6月下旬から7月上旬。雨の日に訪れれば、しっとりと濡れそぼったアジサイが、遊歩道沿いに柔らかなグラデーションを描き出し、静かで趣ある景色を生み出す。
    歴史と自然が静かに混じり合うこの場所で、季節の移ろいをゆっくりと味わいたい。

  • 眺望広場と眺望スポットからは、どこか懐かしさが漂う田園風景を眺めることができる

  • ガクアジサイやヤマアジサイ、西洋アジサイなど、さまざまな品種を楽しめる

住所 福島県福島市松川町土合舘7
アクセス 東北道福島松川スマートICから車で約5分
駐車場 あり
TEL 24-567-2111(松川町観光協会)、見学自由
松川町観光協会HP https://www.matsukawa-kanko.jp/
土合舘公園の紹介ページ https://www.matsukawa-kanko.jp/?p=2637
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