紅葉、温泉、カフェ……日常を忘れる

福島~山形~仙台を巡る 癒やしのドライブ

仕事や家事に生活の変化も加わり、
なんだか疲れ気味……。そんなときこそ旅の力を。
スキップするように車に乗り込んだなら、
心ときめく秋のドライブに出かけましょう。

特集2-1

待ちに待った今日のドライブ。 心動かされる旅へ

久しぶりのドライブ、まずは朝6時オープンの鯖湖湯へ。タイムスリップしたかのような雰囲気にワクワク、脱衣所との仕切りやシャワーのない浴場にドキドキ。常連さんに入り方を教えてもらい入浴した。つやつや肌のおばあちゃんは腰痛を癒やすため、度々訪れるのだそう。男湯から聞こえてきた「あがるよー」の声にほっこり。
 福島市は、朝の連続テレビ小説『エール』主人公のモデルとなった作曲家・古関裕而氏の出身地。数々の名曲を残した功績に思いを馳せ、古関夫妻の仲睦まじさに憧れる。浄楽園では、鳥のさえずりや吹き抜ける風が奏でる音も心地よかった。

歴史感じる木造建築共同浴場 鯖湖湯(さばこゆ)

早朝の光が差し込む浴場。源泉かけ流しで熱めのお湯は、人が入るほど適温に。熱すぎて入れないというときには周りにひと声かけて冷たい水道水を加えて。

飯坂温泉の中でも最も古い共同浴場で、元禄2年(1689)には飯坂を訪ねた松尾芭蕉も入浴したと伝えられている。現在の建物は平成5年に明治時代の共同浴場を再現したものだが、趣のある木造で、開放感のある高い天井や御影石の浴槽が昔ながらの浴場の雰囲気を漂わせている。
周辺には、福島名物”円盤餃子”を食せる飲食店も点在するため、お風呂上がりに立ち寄るのも良い。

  • 美しい夜の鯖湖湯外観。

  • 近くにある鯖湖神社に立ち寄るのもおすすめ

住所 福島県福島市飯坂町字湯沢32
アクセス 東北道福島飯坂ICから車で約10分
駐車場 あり
TEL 024-542-5223
営業時間 6:00~22:00(入館は~21:40)
定休日 月曜休(祝日の場合は営業)
料金 12歳以上200円、1歳以上100円
Instagram https://instagram.com/iizakaonsen_yokujyo?igshid=42emkh9mfz5g
公式HP https://iizaka.com/

東北でも指折りの名庭園 浄楽園

京都の金閣寺の庭園管理に携わった名庭師・玉根徳四郎氏が約20年の歳月をかけて造園し、昭和58年(1983)開園。総敷地面積2万5000㎡、室町時代の趣を備えた純和風庭園で、秋は様々な種類のもみじに華やかに彩られる。園内を散策すれば、野鳥のさえずりと絵画のような風景に心安らぐ時間を過ごせる。

  • 福島市では、古関裕而氏関連の見どころやおみやげにも注目。
    JR福島駅東口では、生誕100年記念のモニュメントを発見。8:00~20:00の30分毎に代表曲が流れる。

  • 古関夫妻をイメージした「おしどりコケシ」2体1セット3850円。土湯温泉「湯愛(ゆめ)舞台」、「湯楽座」、福島駅西口観光案内所では、ユニークなこけしに出合える。
    ※販売状況についてはあらかじめご確認ください

住所 福島県福島市桜本字荒神38
アクセス 東北中央道福島大笹生ICから車で約10分
駐車場 あり
TEL 024-591-1304
営業時間 4~9月9:00~17:00・10月9:00~16:30・11月9:00~16:00
定休日 12~3月休(※新型コロナウイルス感染症の影響により開園時間等が異なる場合あり。最新情報はホームページで確認を)
料金 中学生以上500円、小学生250円、未就学児無料
公式HP http://www.jyourakuen.jp/(浄楽園)
公式HP https://www.tcy.jp/(おしどりコケシ)
  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEで送る
TOP