紅葉、温泉、カフェ……日常を忘れる

福島~山形~仙台を巡る 癒やしのドライブ

仕事や家事に生活の変化も加わり、
なんだか疲れ気味……。そんなときこそ旅の力を。
スキップするように車に乗り込んだなら、
心ときめく秋のドライブに出かけましょう。

特集2-3

昼間は山形の自然と歴史を、 そして夜は地元の食を満喫

 どこまでも続く蔵王の紅葉の中をドライブしていると、自然の雄大さに圧倒される。そして今日も温泉へ。いつか入りたいと憧れていた蔵王温泉大露天風呂は硫黄の香りを漂わせ、透き通ったお湯が体にじんわりしみこむようだ。
 蔵王を満喫したら山形市街へ。「山形まるごと館 紅の蔵」は、その名の通り山形の魅力をまるごと発信する施設。観光客ばかりではなく、食事や買い物を楽しむ地元の人で賑わっていた。山形の歴史や郷土を知り、おみやげに目移り。
 夜は山形屋台村「ほっとなる横丁」へ。アットホームな空間で、地元の料理に地酒と、旅の醍醐味を味わった。

大自然の開放感にどっぷりと 蔵王温泉大露天風呂

強酸性の硫黄泉。血行促進や皮膚を強くする殺菌作用が期待できる「美人づくりの湯」といわれている。自然石を組んだ湯船は開放感があり、川音を聞きながらじっくりと湯に浸かりたい。カモシカがひっそりと覗きにくることもあるという、大自然ならではの出合いも。

住所 山形県山形市蔵王温泉荒敷853-3
アクセス 山形道山形蔵王ICから車で約35分
駐車場 あり
TEL 023-694-9417(蔵王温泉観光)
営業時間 9:30~17:00(最終受付16:30)
土・日曜・祝日9:30~18:00(最終受付17:30※時期により変動)
冬季休
料金 12歳以上600円、12歳未満350円

山形城下の歴史と今を知る 山形まるごと館 紅の蔵

モダンな空間の中で地元の旬の食材をフレンチやスイーツで味わえるCafe&Dining「990」

山形藩の御用商人であったマルタニ長谷川家の蔵屋敷を利用して造られた観光拠点。歴史と繁栄を感じさせてくれる建物に魅了されながら山形について学び、蕎麦やフレンチなどのグルメも楽しめる。花笠まつりの会場にもなる山形市のメインストリートにあり、街歩きがてら立ち寄りたい。

  • 白壁が目を引く「山形まるごと館 紅の蔵」の外観

住所 山形県山形市十日町2-1-8
アクセス 山形道山形蔵王ICから車で約10分
駐車場 あり
TEL 023-679-5101
営業時間 街なか情報館10:00~18:00、Cafe&Dining「990」11:00~21:00(L.O.20:30)・金・土曜・祝前日~22:00(L.O.21:30)・水曜休(祝日は営業、振休あり)(※そのほか、営業時間と休みは店舗により変動。詳細はホームページで確認を)
公式HP http://www.beninokura.com/
Facebook https://www.facebook.com/beninokura/
Twitter https://twitter.com/benikura

山形の郷土料理や新名物、そして人々の笑顔が集う 山形屋台村「ほっとなる横丁」

約10店舗が出店しており、郷土料理からソウルフード、話題の新名物、旬の野菜や肉、魚介類まで、おいしい山形を幅広く味わうことができる。他店舗から出前を頼んだり、居合わせたお客さんとのおしゃべりで盛り上がったりと、屋台村ならではの楽しみ方ができる。

  • 女性客も多い「紅弥 味の里~やまがた~」の「芋煮」550円。

  • 精肉業47年の経験と技術を生かした料理で銘柄肉がリーズナブルにいただける「肉料理の店 小太郎」の「山形牛ロースすきやき」1人前1800円

住所 山形県山形市七日町2-1-14-6
アクセス 山形道山形蔵王ICから車で約10分
駐車場 なし
TEL 023-666-7604(リノベーション山形)
営業時間 営業時間と休みは店舗により変動
公式HP http://www.hotnaru-yokocho.jp/
Facebook https://www.facebook.com/yamagatayataimura/
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