オンリーワンの出会いを求めていざ出発!

商店街探訪

第1回仙台市・東一市場

その街で暮らす人の日常が溶け込んだ商店街を、少しお散歩してみる新連載。
個性豊かな雰囲気を楽しみ、グルメを堪能し、地元の人とおしゃべり。
第1回は、少しディープな雰囲気が魅力の仙台市・東一市場へ。

終戦直後にはじまり70年超。地域の需要を満たす市場

平日のランチタイム。東一市場は昼食を求めるスーツ姿の人々で賑わっていた。足早に路地を移動しながらも、食事を満喫したあとは、誰もが笑顔に。
東一市場は終戦後の昭和21年(1946)、仙台市一番町にある西本願寺の境内で、衣料や食料品などの生活必需品の供給拠点としてバラックから始まった。昭和31年(1956)には市場の土地を拡張し、職住一体型の鉄筋2階建てビルにリニューアル。アーケード側の路地は、南側を「一条通り」と呼び、鮮魚店や青果店、豆腐店といった食料品の販売、北側を「二条通り」と呼び、衣料品や化粧品、靴などの物販店、北へ向かう路地を「三越通り」と呼び、飲食店が並んでいた。
いつの時代もそこに生きる人々の身近な場所として、存在してきたのだ。

昭和から令和へ。懐かしい風景と食を楽しむ

「昔は2階に住んでいて。子どもの頃屋上で野球をしたな。ボールが落ちないかハラハラしながらね」と、東一市場商業協同組合代表理事の佐藤昭彦さん。現在、敷地560坪の市場には、60軒以上の店舗がある。最近では岩井俊二監督の映画『ラストレター』のロケ地にもなった。昔ながらの常連客が集う店から、最近できた店、食べ歩きグルメが誘惑する店まで。地元の方の日常の中にそっとお邪魔すれば、様々な発見がある。度々見かける市場の看板猫ウラちゃんにも心が和んだ。
夜になると、横丁の看板に明かりが灯り、仕事帰りの人々で再び賑わいを見せた。

歴史を感じる東一市場の看板。
宮城の旬の魚や県内外の日本酒が味わえる「大衆酒場 つばめの巣」★1
まぐろ専門店「まぐろ屋やまもと」★2のやまもと特製漬けタレ丼ランチ780円(夜は858円)。塩釜産のマグロが気軽にたっぷり味わえる。
お香の専門店「露香」★3。観光客にも人気の「仙台四季香」桜・竹・椿・萩・七夕 各880円~。
ランチは座席で、夜には立ち飲みで賑わう「ぼんてん酒場」★4。
店頭に新鮮な魚介類が並ぶ「今野魚店」★5は飲食店への卸し専門。
懐かしのキャラクターフィギュアやガチャポンを販売する「G対策本部」★6。
ギョーザ専門店「かんじ」★7のお洒落な看板。
趣のある二条通り。
市場内をのんびりと移動し、様々なお店の店先でくつろぐ看板猫のウラちゃん。買い物に来るたびに、ついつい探してしまうファンも。
夜には味わい深い光に包まれる路地。
住所 東一市場商業協同組合:宮城県仙台市青葉区一番町4-5-19
アクセス 東北道仙台宮城ICから車で約10分
駐車場 無し
TEL 022-222-7474
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