オンリーワンの出会いを求めていざ出発!
第4回仙台市・仙台朝市
訪れる人の食欲を刺激する戦後から続く”仙台の台所“
JR仙台駅西口から5分ほどのビル街の中に、活気溢れる市場を発見。鮮魚店や青果店、総菜店などコンパクトに区分けされた店舗には、選りすぐりの食材が並んでいた。鮮魚店の見事なお刺身のサクを前にどれを買うか迷っていると、オリーブオイルを持った男性が「今日の分を」と袋詰めされた牡蠣を受け取り、小走りに去っていった。
仙台朝市は〝仙台の台所〟とも呼ばれ、地域の住人から地元で飲食店を営む人、市外から仕入れに来る人まで、新鮮な食材を求めて大勢の人たちが続々と訪れる。
その歴史は終戦後に遡る。空襲で焼け野原となった仙台駅前。絶望と混乱の中にあっても、人々が食材を持ち寄り露店が立ち始め、青空市場が誕生した。時代が変化し仙台の都市化が進んでも、生鮮食品市場として残り、現在までずっと人々の生活を支え続けているのだ。
専門店のプロに教わる宮城・全国のおいしいもの
青果店では買い物かごを持ったお母さんたちが、晩御飯のおかずを相談。目の前には、ゴロンと大きな北海道産とコロンと小ぶりな鹿児島産の2種類のジャガイモが。「今の時期は、北の完熟したもの、南のフレッシュなもの、両方あって贅沢だね。鹿児島産の新ジャガの素揚げをお塩で食べるなんてどう?」と、店員さん。練り物店では、「春の夜はまだ寒いから、おでんを煮込みながらお花見なんていいかもね」。散策しているうちに、お腹がすいてきた。
購入したものは発送もOK。食材とレシピをたっぷり仕入れて、帰った後の楽しみができた。
住所 | 仙台朝市商店街振興組合:宮城県仙台市青葉区中央3-8-5 新仙台駅前ビル318号室 |
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アクセス | 東北道仙台宮城ICから車で約15分 |
駐車場 | なし |
TEL | 022-262-7173 |
公式HP | https://sendaiasaichi.com/ |